【お客さまの声】東北電力株式会社様
売上高区分: 1兆円~
電力卸取引における与信管理の効率化を実現
国内与信管理 与信管理体制構築
売上高区分:500億円~1,000億円
与信管理担当部署:法務部
信用リスクの可視化・レポーティングを行う体制を整備。当社がご提供するシミュレーション結果を基に、「今は攻める時期なのか、守る時期なのか」 を同社の経営層が判断し、リスクリターンを加味した営業施策の策定・実行にご活用頂いている。
同社は、売上債権を有する取引先数が常時1,500社を超えるリース会社。リース債権の管理は、通常の売上債権の管理とは異なる。一般に、保有期間が3~5年と中長期にわたるためだ。同社では、リース債権から発生する可能性のある貸倒損失(信用リスク)を「なんとか全社的に把握したい」と考えていた。
しかし、自社でそれを行うには、時間も統計的な知識・ノウハウも必要。何度か検討を行ったが、実現には至っていなかった。
・ 信用リスク定量化サービス(※)
※ お客様のお取引先全体に対する信用リスクを定量化し「信用コスト(平均損失額)」と「想定最大損失額」を把握できるサービスです。
はじめに、同社から「取引先一覧(商号・住所など、企業を特定できるデータ)」と「債権残高・担保価値の一覧データ」をご提供いただいた。このデータを基に、モンテカルロシミュレーションによって「平均想定貸倒損失額」や「想定最大損失額」等を算出。当社のコンサルタント、アナリストが同社の保有するリース債権に内在する信用リスクを分析し、分析結果をレポートにまとめてご報告した。
以降、毎年1回、信用リスク定量化サービスをご利用いただいている。シミュレーションを通じて算出された結果を基に、「今は攻める時期なのか、守る時期なのか」を同社の経営層が判断し、リスクリターンを加味した営業施策の策定・実行にご活用いただいているとのこと。
シミュレーションを行う際には、「もしもこの会社の倒産確率を5%と考えた場合に、信用リスク量はどのように変わるか?」など、同社のご要望を踏まえて分析パターンをカスタマイズし、実務における意思決定に役立つ情報をご提供している。
貴社取引先全体のデータに「SMART与信管理サービス(ASP)にて取得した格付(倒産確率)」と「個社別の売上債権のデータ」を紐づけていただき、Excelファイルを当社までお送りいただきます。
ご作成頂いた表をもとに、信用コスト(=平均損失額)と1万回のモンテカルロ・シミュレーションを施した後の想定最大損失額を求め、分析結果をレポートにまとめ、ご提出します。
レポートのサンプル(PDF)はこちらです。
※対象となるお取引先数が、3,000社までの場合にこのサービスをご提供します。
対象社数が3,000社超になった場合には、サービス内容を別途お打合せさせていただきます。
精度の高いMCC格付を主軸とした
取引先与信管理サービス『SMART』は、
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コンサルタントからのコメント
固定資産(不動産・有価証券等)の評価を重要視されることは多いかと思いますが、売上債権(売掛金・手形等)にどの程度のリスクが潜んでいるのかを把握することも、経営上、非常に重要です。「自社が抱える信用リスクの全体像を把握したい(または、経営層に報告したい)」 という課題をお持ちの場合は、ぜひ当社にご相談ください。