こんにちは。三井物産クレジットコンサルティング（MCC）編集部です。

近年、企業のコンプライアンスリスク管理の重要性はますます高まっています。
知らず知らずのうちに反社会的勢力と関わってしまったり、取引先が法令違反を起こしたりすれば、自社のブランド価値や信用に深刻なダメージを与えかねません。

今回は、シンプル操作で広範囲のリスクをカバーするMCCのコンプライアンスチェックツール「ComCheck（コムチェック）」をご紹介します。この記事を読めば、ComCheckがどのようにコンプライアンスのリスクから会社を守ってくれるのか、具体的なメリットと共にご理解いただけるはずです！

１．ComCheckとは？判断の効率を高めるコンプライアンスリスクの指標

多くの反社チェックサービスは、記事検索結果を表示するのみで、リスクの精査をユーザーに委ねています 。
一方ComCheckは、単純な記事のヒット結果ではなく、各種公開情報と企業情報をもとにコンプラリスクを評価・付与した指標「要注意区分」を提供します 。この指標によって、該当するコンプラリスクが一目で判別できるため、情報精査の手間が大幅に軽減され、効率的なコンプライアンスチェックが実現します 。

２．ComCheckのメリット：簡単・安心・すぐ導入！

ComCheckの最大の特長は、「シンプル操作」と「リスクの明確化」、そして「導入のしやすさ」です。

メリット１：法人全体をワンクリックで一括チェック
WEB検索のように法人名、代表者名、役員名を個別に調べる必要はありません 。ComCheckの要注意区分は、法人名に加え商業登記に記載されている全ての役員を網羅した評価指標です 。法人全体を1回でチェックできるため、取引先法人番号のリストさえあれば、数百社の一括チェックも数十秒で行うことが可能です 。

メリット２：広範囲なコンプライアンスリスクに対応
コンプライアンスリスクを評価する際、反社チェックだけでは不十分です。ComCheckは反社関連の情報に留まらず、多数の情報ソースから刑事事件、行政処分関連、回収関連情報、ネット上での風評など多岐にわたる情報をカバーしており、広範囲のコンプライアンスリスクに対応できます。

メリット３：取引開始後も安心の「自動モニタリング」機能
取引開始後、取引先のコンプライアンス状況は刻一刻と変化する可能性があります 。ComCheckのモニタリングサービス「C-アラート」に取引先を登録しておけば、要注意区分が変化したタイミングで即座に通知されます 。現場担当者頼みだった状況把握を自動化することで、リスクの早期発見とトラブルの未然防止に繋がります。

メリット４：初期費用０円から！ 導入のハードルが低い
高額な初期投資を気にすることなく、初期費用なしで利用できるプランもございます。必要なチェックからスモールスタートで導入し、段階的に利用規模を拡大することが可能です。

３．ComCheckの利用シーン：早期チェックと継続モニタリングが鍵

コンプライアンスリスクの回避においては、取引候補段階での迅速なチェックと取引開始後の継続的なモニタリングが特に重要です 。

活用シーン１：新規取引開始時のスクリーニング

新たな取引先との関係を築く前に迅速にチェックを実施し、リスクの高い先との取引を入り口で防ぐことで、将来的な訴訟リスクや風評被害を回避できます 。特に契約直前で問題が発覚すると、投下した時間とリソースがムダになってしまいます 。

活用シーン２：既存取引先の定期チェックとフォローアップ

一度のチェックで終わらせず、年1回など定期的に全取引先を対象にComCheckを実施することを推奨します。さらに、モニタリング機能を活用すれば、企業の変化を自動で把握できます。これにより、取引継続の可否や条件見直しの判断材料として活用可能です。

活用シーン３：M&A・業務提携の初期調査

M&Aや業務提携を検討している企業の初期調査段階で、財務情報だけでは分からない「非財務リスク」を迅速に把握 。交渉を進めるべきかどうかの一次判断に役立ちます。

まとめ：ComCheckで実現するワンストップ・コンプライアンス

MCCのComCheckは、シンプルながらも広範囲なコンプライアンスリスクをカバーし、あなたのビジネスを強固に守るツールです。入り口でのチェックから取引後の継続的なモニタリングまで、ComCheckを導入することで、コンプライアンス体制をワンストップでサポートできます。
ご不明な点や、具体的な導入のご相談がありましたら、いつでも専門スタッフが丁寧にご案内しますので、お気軽にご連絡ください。
次回は、ComCheckの使い方についてご紹介する予定です。どうぞお楽しみに！