「SMART」導入事例

お客様が抱える課題をSMARTが解決した事例をご紹介いたします。

SMART 国内与信管理

【お客さまの声】金融サービス業

売上高区分:50億円~100億円

与信管理担当部署:審査部門

取引先の信用リスクを客観的に把握できるようになったことで、与信判断の標準化を図るとともに、審査時間を従来の約6分の1に短縮しました。

導入前の課題

  • 現預金など足元の情報を中心に与信限度額を算定していたため、現預金残高の増減が一時的なものか継続的な傾向かを把握しづらく、企業の実態に即した与信判断が難しかった
  • 個社ごとの判断に留まりやすく、取引先全体の信用リスクやリスクの偏りを把握しづらかった
  • 事業拡大に伴い、与信判断の客観性・再現性・スピードを高める必要があった

導入効果

  • MCC格付とデフォルト確率を活用し、リスクをより客観的・定量的に把握できるようになった
  • 自社ロジックと組み合わせることで、与信限度額の判断を一定程度まで自動算定できるようになった
  • 審査時間が大幅に短縮され、限られた体制でも安定的に対応しやすくなった

三井物産クレジットコンサルティングの「SMART」を導入した背景をお聞かせください。

当社では、導入前から与信管理に関する課題認識はありました。主に現預金などの足元の情報を確認して与信限度額を算定していましたが、現預金はあくまで一時点の情報であり、現預金残高の推移や決算情報、将来的なデフォルトリスクまで十分に見通すことは容易ではありませんでした。 また、取引先全体の信用リスクやリスクの偏りを把握する、いわゆるポートフォリオマネジメントの観点でも課題がありました。

事業拡大に伴い、将来的なデフォルトリスクの把握や取引先全体のリスク管理をより重視する必要が出てきたことから、外部格付やデフォルト確率を活用した、より客観的な与信管理体制の整備が必要だと考えるようになりました。

「SMART」を導入いただいた決め手をお聞かせください。

大きな決め手は、格付に応じたデフォルト確率が示される点でした。また、数多くの企業情報を保有し、東京商工リサーチの情報を基本情報として活用していることに加え、三井物産の与信管理ノウハウが加味されている点も良かったです。

SMARTでは、格付とデフォルト確率を判断材料として活用できるため、従来よりもリスクを定量的に捉えやすくなりました。

また、MCCのコンサルタントが当社の事業や顧客目線を理解したうえで提案してくれたことも印象に残っています。与信管理は、リスクを避けるだけではなく、事業成長のために適切なリスクテイクを行うための仕組みでもあります。その考え方に沿って活用できる点が、導入を後押ししました。

導入後の効果・成果をお聞かせください。

SMART導入後は、MCC格付とデフォルト確率を基礎情報として活用し、最終的には当社独自のロジックと組み合わせて、与信限度額を判断しています。

これにより、一定のところまで与信判断を自動算定できるようになり、リスクへの備えを強化できました。従来は担当者の経験や個別判断に依存する部分がありましたが、現在は外部格付やデフォルト確率という共通の物差しを用いることで、判断の標準化が進んでいます。

また、審査にかかる時間も大きく短縮されました。現在は、迷わず判定できる先であれば1社あたり5〜10分程度、早いものでは3分程度、平均すると5分程度で判定できています。導入前は1社あたり30分以上かかっていたため、審査時間は約6分の1になりました。申請件数が増えても、限られた体制で安定的に対応しやすくなりました。

現在の活用方法をお聞かせください。

現在は、主に審査部門で、新規取引時の与信判断に活用しています。取引開始時にMCC格付やデフォルト確率を確認し、当社独自のロジックと組み合わせて、与信限度額の判断材料としています。

また、既存取引先についても、定期的な見直しやリスク変化の確認に活用しています。格付更新のタイミングで情報を確認し、必要に応じて追加確認を行うことで、取引開始後の信用状態の変化を把握しやすくしています。

今後期待することをお聞かせください。

今後は、格付NR(情報不足)となる企業の削減に期待しています。特に、格付が低い企業ほど、簡易的な格付だけでなく、財務情報に基づく格付を確認したい場面があります。 

与信管理においては、リスクが高い可能性のある先ほど、より丁寧な判断材料が必要になります。今後、取得できる情報の範囲や精度がさらに高まることで、より実務に即した与信判断につながることを期待しています。 

三井物産クレジットコンサルティングへのメッセージをお願いします。

SMARTの活用により、与信判断をより客観的・定量的に行えるようになりました。格付やデフォルト確率を共通の物差しとして活用することで、リスク管理の高度化と業務効率化を同時に進めることができています。

今後も、事業成長に必要なリスクテイクと、適切なリスク管理を両立するためのパートナーとして、継続的な支援を期待しています。

コンサルタントからのコメント

今回、金融事業者様の信用リスク管理体制の構築を御支援させて頂きました。

本金融事業者様におかれましては、
・個々の与信対象先に与信限度額を設定する際、与信対象先の信用力に応じて限度額の大きさを増減させ、リスクを分散させる仕組みを構築すること
・与信ポートフォリオから将来発生し得る信用損失の大きさとその発生頻度を定量化し、自社のリスク許容度に収まっているかどうかを判断すること

を実現するために『SMART与信管理サービス』を導入頂きました。本サービスでは、与信対象先の信用格付と格付別倒産確率を提供することが可能であり、金融事業者様の目的に資するサービスとなりました。

金融事業にとって信用リスク管理は根幹であり、どのくらいリスクを許容できるかを整理し、そして、リスク許容度に収めるためには、どのくらいリスク分散を図る必要があるかを検討する必要があります。『SMART与信管理サービス』では、信用格付と格付別倒産確率を用いて、それらを定量的に把握し、整理することが可能となりますので、同様の課題をお持ちの事業者様は是非弊社へご相談ください。

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精度の高いMCC格付を主軸とした
取引先与信管理サービス『SMART』は、
国内・海外企業の与信管理を行うためのサービスです。

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